TFCコラール48周年ゲスト

2021年10月19日、バリトン小栗純一さんの合唱団「TFCコラール」の48週年コンサートにゲスト出演。

何十年も前(20年以上前!?)にゲスト出演の経験あり、それからまだ何十年ぶりに再出演とは、、、なんとも団員みなさんのお元気さが理解できるというもの。

小栗さんとのデュエットも久しぶりで、舞台の上では、素晴らしい照明の効果もあり、まるで時間が戻ったような妙な感覚。

コロナ禍でなかなかコンサートに出かけることが叶わなかったとおっしゃるファンの方々も、楽しんでくださった。

小栗さんは、コロナ禍で小説を刊行された!しかも電子書籍。素晴らしい!

『歌講座』

昨年1月までクラブツーリズム文化カレッジで開催していた講座を

本年6月より個人で開講いたしました。

代々木八幡駅・代々木公園駅徒歩5分のアトリエ・パルファンにて月2回(第2第4水曜午後)の開講です。

講座では、ストレッチの時間とたっぷり歌う時間をもちます。

馴染みの曲を中心に、歌好きの仲間と一緒に楽しい時間を過ごしませんか?

響く声、響かせる身体を作り、歌を通して人生を謳歌してまいりましょう!!

Salon de Azalee 学びnoお部屋(最新)

Salon de Azalee 歌noお部屋(最新)

3年半ぶりの『にっぽん丸』乗船

2021年8月に乗船&コンサートを予定していたにっぽん丸。一度目はコロナ感染者増加により、二度目は台風襲来で、それぞれ中止を余儀なくされた。

12月、いよいよ3度目の正直で、3年半ぶりに乗船がかなった。

今回は、神戸港発着~鹿児島寄港。

感染者数が激減した時期ではあったが、お客様は100数十ほど。

今回は、やはり関西方面のお客様が多かった。中には、故郷・丹波市の出身の方、また丹波市へ観光に行った方など、身近に感じられる方がいらした。

いつものドルフィン・ホールのステージと客席の間には、高さ2メートルほどのアクリル板に覆われ、一晩のコンサートは、なんとも不思議な雰囲気の舞台での演奏。

時折、独特の揺れを感じながら、船上での歌唱を久しぶりに堪能。

みな、船旅を楽しみ、食事を堪能し、私も、ピアニストのアッコ(田中明子)とともに3泊4日の船旅を満喫した。

寄港地の鹿児島では、久々の大型船の入港を歓迎するために、ゆるキャラ・せごドンのおもてなしもあり、晴天にも恵まれて、下船を楽しんだ。

市内の居酒屋「大五郎」さんのランチに同行させていただき、昼間から焼酎のソーダ割もいただいてのお食事。鹿児島の食材を贅沢に使った数々のお料理に舌鼓を打ちながら、超満腹になって船に戻る。

出港時には、見送りのセレモニーがあり、民謡の歌と三味線で「鹿児島おわら節」の演奏と踊りで、地上と甲板の熱い交流があった。踊りの振り付けのレクチャーも受けて、離岸後も長い時間それぞれ踊りつつ、出港の余韻を楽しんだ。

こういう時間が、船旅のよいところ!

神戸港に戻ったときは、あいにくの小雨模様。すぐさまタクシーで新神戸駅へ。

新神戸駅から東京に向けての新幹線の中で、船の揺れとはまた違う揺れに身を委ねながら、心地良い疲れにしばし眠りに入った。

にっぽん丸煙突

 

2021年10月3日、朝来市「第九」ソプラノソロの依頼を受け、舞台に立った。

朝来市は、天空の城と呼ばれている“竹田城”のある街。私の生まれ故郷である丹波市の西隣の街。ジュピターホールという素晴らしい音響を誇る800席のコンサートホールでの公演。

市を挙げての事業ということで、一年越しの公演となった本番に向けて、関わられたスタッフの方々の並々ならぬご努力ご尽力のおかげでの開催だった。

感染対策のため、指揮者は舞台奥、オーケストラは奥に向かって180度反転し、合唱はマスクを着け、客席の前半分を使って舞台に向いて立ち、ソリスト4人は舞台下手に並び、歌うときには奥の指揮者を見ながら演奏。異例づくめの配置となった。

お客様は約200名。おそらく子供たちの親御さんなど、関係者が多くいらしたと思う。

この一年半、音楽関係の公演や練習は、軒並み我慢を強いられ、その中での調整は大変だったと察するが、やはり音楽は人生において必要不可欠!空気の振動と共振が私たちを包み、ベートーヴェンさまの熱い思いに身も心も委ねさせていただきながら、幸せな時間を過ごした。

右から、指揮者:南出信一氏、テノール:松本薫平氏、アルト:百合花さん、ソプラノ:足立さつき、バリトン:晴雅彦氏

一年ぶりのリアル指導in丹波

一年もの間、リアルに指導に行けなかった丹波で活動しているコーロ・ディ・マッジョとコーロ・マーモ。10月8日と翌9日、やっと丹波入り!

普段は後輩で共に指導しているソプラノの松田佳美さんにお任せし、私は音源配信や、時々のオンラインでのつながり程度、、。

実際は、まだマスクとフェイスシールド着用、そしてお休みせざるを得ないメンバーも数名いたりと、元の状態にはまだ戻せないまでも、気分的には、少し明るさが見えてきた感じ!

次のコンサートの予定はなかなか立てられないけれど、集って歌える喜びをひしひしと感じつつ、前を向いて進んでいきたいと思います。

『歌講座』

歌う身体、声が響く身体をつくりながら、仲間と声を合わせる喜びを感じましょう。

前半はストレッチタイム。顔や身体の筋肉を意識しながら、歌うための身体作りを行います。

後半は馴染みの曲を中心に、たっぷり歌う時間をご提供いたします。

代々木八幡・代々木公園駅徒歩5分のアトリエ・パルファンにて、第2第4水曜午後、90分の講座です。

Salon de Azalee 歌noお部屋(最新)

 

『学び講座』

コンサートやオペラで見聞きしている作品を、わかりやすく解説いたします。

ソプラノ歌手として実際演じた役の視点から、あるいは初演された劇場で観た視点から・・・

作曲家や台本作家の人生や作成された時代の背景などから、紐解きます。

学びの後は、作品に因んだ曲を実際に歌ってみます。

オンライン(ZOOM)での参加も可能です。

代々木八幡・代々木公園駅5分のアトリエ・パルファンにて、第1木曜午後、90分の講座です。

Salon de Azalee 学びnoお部屋(最新)

アトリエ・パルファンご案内

 

声を専門に仕事をしてきましたが、「歌う声」ではなく「話す声」のための講座を開講いたしました。それぞれが持っている声の魅力を100%発揮できるように、そして、伝えたい気持ちを、耳に心地よい響きで相手に届けることができるように、、、。

初めての場所での自己紹介。社内やグループ内でのプレゼン。就活。ミーティング。あらゆる場面で、堂々と自分の声や表情に自信をもって臨むことができれば、、、。そんな願いに少しでもお役に立てれば幸いです。

発声や表情筋のストレッチなどの基礎練習とともに、実践的な原稿を使用しての講座となりますが、私たちが持っている声は十人十色。受講の皆さまのご要望に合わせ、オーダーメイドで対応させていただきます。3名さままでのグループレッスンもございます。

Salon de AzaléeシンプルロゴSalon de Azalee話し方講座(最新)

MR.Y、MR.H& SATSUKI のカラオケ談議①
 
数年前に同郷の大先輩、脳情報通信融合研究センター長で生物物理学者の柳田敏雄先生と
同級生で兵庫県立大学・工学博士の畑豊さんとともに、歌うこと、声を出すことで嚥下機能を強化することができるかどうか、、、
という話し合いを持った
なんのことはない、カラオケが上手くなりたいので、コツを教えて欲しい!と
 
柳田先生は兵庫県立柏原高校(兵庫県丹波市柏原町)の先輩で、毎年、今年のノーベル賞候補に!と
噂される偉大な博士。
どんなきっかけか(!?)私のコンサートにご来場いただき、そこで私に魅了されたそうで(私が
うぬぼれてるだけ?)、一緒にカラオケが歌いたい!とのこと。
 
もう一人、畑さんは(ゆたかちゃん)、実家は歩いて数分、保育園から高校まで同じ。
今でも、しゃべると昔のままの感じで、大先生相手に「ゆたかちゃん!」と言ってしまう。
 
さて、声を出すという運動は、1.5センチほどの二枚の靭帯が、息の通り道となって
振動し、口の中や鼻腔、頭の中の共鳴空間を響かせて声にする、という作業である。
 
これに言葉(歌詞)をつけるとなると、唇や舌を駆使し、かつ、横隔膜で呼吸をコントロールしながら
息を調節するという、とてつもなく複雑な作業を要する。
 
この単純に「歌う」という気持ち良いエネルギー発散をするために、複雑なコントロールを必要とする作業を
繰り返しているのだ。
 
話戻って数年前の某日、3人で都内ホテルのカラオケルーム(MR.Yの要望に応えるべく、初めて予約した)に入り、
おつまみを注文しながら早速歌う。
 
この日のために、Y氏は車での出勤時に猛特訓されたらしく、その甲斐あってか、声量も音程も
バッチリ!また、H氏の歌声もこの日初めて聴いたのだが、びっくり仰天の艶っぽさ。
普段のガラガラおっさん濁声(失礼)とのギャップがすごい。・・どこで特訓を重ねたのやら、、、。
 
2時間ほど楽しんだ私たちは、同ホテルのお寿司屋さんで締めくくりながら、
日本人の死因の第一位にあげられるほどの、誤嚥性肺炎を防ぐためにも、歌って声を鍛えて行こう!!
と、盛り上がった。
 
つづく・・・

2018年9月23日、初演130年記念のマドレーヌ寺院での公演に関わることができた

マドレーヌ寺院を本拠地としている、エリザベート・ブラッスール合唱団(Choeurs Elisabeth Brasseur)は、定期的にフォーレ「レクイエム」を演奏しており、今回の初演130年という周年記念で、CTC合唱団も参加させていただくこととなった

 

合唱は東京、名古屋、大阪のメンバー総勢37名と、ブラッスール合唱団70名、計107名  演奏はEnsmble orchestral Me’rag17名 ソリスト2名

今回の公演にあたっては、CTCの各拠点では指導者が一人ずつおり、名古屋の神田豊壽氏は演奏に加わるため(大阪の角地正範氏はお留守番)、東京の私は監修という立場で2回のリハーサルと当日のゲネプロ、そして本番に立ち会った

ブラッスール合唱団のメンバーたちは、リハーサルの時から親近感を持って迎えてくれ、公演で使用しているストールを、私たちの分も用意して手渡してくれた!お互い、今回の共演での公演成功を誓い合う!

ブラスール合唱団のストール

 

また、指揮者のアントワーヌ・セビロット氏(Mo. Antoine Sebilotte)も、2回の合同リハーサルからゲネプロ、本番まで、素晴らしく集中した音楽作りで、良い緊張感を生み出すと同時に、監修の立場である私の意見も十分に聞いてくれたことに、心から感動した!

 

指揮者:セビロット氏

ゲネプロ

マドレーヌ寺院では、ほぼ一日おきにコンサートが開催されており、地元客や観光客にも周知されているようだ

この日も、約1000席が満席となり、この場所の重要さ、意味深さを改めて知ることとなる

終演後、満場のお客様からの温かく素晴らしい拍手の中、コーラスマスターの一人として登壇し、幸せな時を持たせてもらった

カーテンコール

客席最前列から撮影

パリの街は、この後、ノートルダム大聖堂の火災に見舞われ、コロナ禍でのロックダウンもあり、この時お会いしたみなさんの無事を祈るばかり

今、しみじみとこの時の幸福感を味わいながら、感慨にふけっている

マドレーヌ寺院での再演を願いつつ・・・

全世界の音楽愛好家の幸せを願いつつ・・・

パッシー墓地:フォーレのお墓

アウローラinフィレンツェ

ずいぶん前のイベントを、この際、何件か投稿

2018年6月中旬、「アウローラinフィレンツェ:音楽と美術探訪の旅」を開催

演奏家仲間や合唱団の団員たち総勢29名のツアー

現地フィレンツェ在住の友人、中川まきさんを美術鑑賞コーディネーターとして、由緒あるサント・スピリト教会でのコンサートと美術館巡りというぜいたくな内容

イタリアのコンサート告知状況は、日本のそれと違って、おおよそ1週間ほど前から、近所のお店などでチラシを置いてもらうという、なんとも地味な宣伝方法

それでも、在住のまきさんのネットワークで告知してもらい、あとは当日の呼び込みにかけることに

ツアーご参加の男性陣に、教会の前で声を出していただき、コンサートには、広い教会内の椅子がほぼ8割がた埋まるくらいの盛況となった

まず、私の演奏でサン=サーンスやカッチーニのアヴェ・マリアを

高校後輩で今は主宰合唱団の指導もお願いしているソプラノ松田佳美さんとのデュエットも入れた

次に音大同級生、岡部祥子さんのヴァイオリンで、パガニーニ「カンタービレ」、ヴィターリ「シャコンヌ」など、思い入れのある選曲で情熱的な演奏

次に、大学の先輩でもあるソプラノ中村久美子さん

モーツァルト「アニュス・デイ」など温かく深いソプラノが堂内に響きわたり、ピアニスト田中明子さんの演奏も教会のクーポラに集う天使たちの笑顔を誘うような音

最後に、今回のために結成したアウローラ12名の演奏で矢代秋雄「野の花の姿」、若松歓「ありがとう」

お客様からは、たくさんの拍手をいただき、私たちも感無量の時間となった

教会の神父様からもお声かけをいただき、特別な経験を味わわせてもらったことに感謝しつつ、みんなで記念撮影

季節外れの猛暑がおさまった夕闇の街に繰り出して、みなでフィレンツェ料理を堪能し、地元ワインで盛り上がった

貴重な時間と空間を持てたことに感謝!

VIVA AURORA!!