プロフィール


“足立さつき”
                      さつきマーク 119
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。1986年第3回ニッカ椿姫新人賞第1位を受賞。1987年「椿姫」のヴィオレッタ役でオペラ・デビュー。以後、「こうもり」のアデーレ、「フィガロの結婚」のスザンナ、「リゴレット」のジルダなど様々なオペラに出演し、清冽な声と華のある舞台姿でいずれも好評を博している。

1991年より文化庁派遣研修員として、ミラノへ2年間国費留学を行ない、ミラノ音楽院にてカルラ・ヴァンニーニ、アルベルト・ソレジーナの各氏に師事。この期間に「ボルツァーノ音楽祭」でフォーレ「レクイエム」、カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」に出演。1994年と2004年にはウィーン・シュトラウス・フェスティヴァル・オーケストラとの全国公演にソリストとして参加し、絶賛を浴びる。

1996年12月31日-翌1997年1月1日の両日、ザルツブルグ・モーツァルテウム大ホールにて行なわれた、ウィーン・オペレッタ・オーケストラのジルベスター及びニュー・イヤーコンサートに出演する。1998年9月「夕鶴」モスクワ公演で、”つう”役に抜擢され、故・團伊玖磨氏から大絶賛された。

2006年には錦織健プロデュース・オペラ「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ役で出演、同年12月には、デビュー20周年を記念して、紀尾井ホールにてリサイタルを行い、大成功をおさめた。

2007年8月、ニュージーランドにて行われた「ミュージック・フェア・オブ・ジャパン2007」5公演に参加。

最近ではクラリネットの赤坂達三、ピアノの斎藤雅広と「ザ・スーパー・トリオ」を組み、クラシックからポピュラーまで、楽しいトークを交えたコンサートを全国展開中。

2009年12月には紀尾井ホールでは3年ぶりとなるリサイタルを開催、恩師である中西覚作曲の委嘱作品やアンドレ・メサジェのオペレッタなど意欲的なプログラムを披露した。

2012年5月、上野の東京文化会館小ホールにて、デビュー25周年リサイタルを開催。山田耕筰「芥子粒夫人」全4章などを歌い、大成功を収める。25周年を機に後進の指導や、合唱指揮者としての活動も開始。
2013年1月、東京交響楽団専属コーラス(東響コーラス)の指導者としてデビュー。

リサイタルや主要オーケストラとの共演、オペラへの出演のみならず、テレビ出演等ジャンルにとらわれず幅広く活躍中。

CDは「足立さつき フォーレ、ドビュッシー歌曲集」(OVSL-00009)と、日本の歌を集めたCD「私のふるさと~mia casa」(OVSL-00010)、「ザ・スーパー・トリオ」(COCQ-84534)がリリースされている。

1992年村松賞受賞。平成16年度兵庫県芸術奨励賞受賞。

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