今回は、私のマークを作ってくれているイラストレーターのお二人のご紹介。
私のピンクのキャラクターマーク、このホームページではもちろんのこと、FB、名刺や便せん、封筒、プレゼントカードにいたるまで、いわば私の第二の顔となっている。
デザインしてくれた磯田和一さんとの出会いは、
クラシック散歩Vol.2
カーザ・ディ・マッジョ第1回
先月21日、丹波市春日町の大路小学校で、カーザ・ディ・マッジョ学校版第1回を行いました。「ていねいに声を届ける」をテーマに始めた講座の初回。授業の中で子供たちの声を聴きながら、声を届けるための響き、方向をアドヴァイスし、「大路小学校校歌」「花は咲く」を題材に授業を進めていきました。自分持っている声、息、頭の空間を使いながら、隣の友達と声の響きを合わせること、そして共鳴していることを実感しながら歌うことの大切さをほんの少し伝えられたかと感じています。
言うまでもなく、歌うことは、自分とその周りにある空間を使いながら、側にいる仲間に、観客に思いを届けるための手段です。歌う側と聴く側が、共にその響きを感じることができた時、そこに共鳴が生まれ、何かを感じ取れるものなのだと、改めて声の力、音楽の持つ強い力を実感させていただきました。
すでに次回、市島町三輪小学校での特別授業も決定しています。
なんらかの刺激をお届けできるよう、これからも「さつきのお部屋」の扉を開いて進んでまいります!
写真:毎日新聞提供 Read more of カーザ・ディ・マッジョ第1回
オペラな一夜
5月9日(木)、ピカピカに晴れ渡った一日となった五月の宵、上野の東京文化会館小ホールにて、「オペラな一夜」を公演いたしました。
メゾソプラノの木村圭子さん、テノールの上原正敏さん、ピアノの河原忠之さんのメンバーで。
ン十年前、二期会オペラスタジオで巡り会った三人での、オペラのアリアとデュエットの一夜。お陰様でお客様もたくさんご来場いただきました。
前半、舞台にカフェテーブルセットを置いて、お茶をしながら交代で歌い、後半はシリアスにカルメンの登場人物になって、モノローグ的にセリフを混じえながらの歌唱というスタイル。
気のおけない仲間とのアンサンブルだったことや、お客様が聴き入って下さっていることが舞台にも伝わり、気持ち良く演奏することができました。
今回マネージメントをしていただいた二期会のスタッフの皆さま、チラシ&プログラムのイラスト、デザインをして下さった、ひらいたかこさん、磯田和一さん、皆さまに感謝です!
30期ということで、トリオ・トレンタ(イタリア語で30の意味)と名付けたこのシリーズが、今後も続けられますように。
クラシック散歩 Vo.1
「今宵、ヴェルディは泣いている」
世界3大劇場の一つ、イタリア・ミラノにあるスカラ座。外見は質素だが、場内は真紅のカーペットと瀟洒なシャンデリア。やはり、世界のスカラ座だ!
毎年12月8日はスカラ座の初日。スカラ座の初日は荒れる。観客の期待過多だが、必ずしも期待通りではないことが多々あること。また、その時の公演監督の好みで歌手たちが集められることがあるため、賛否両論が渦巻く場所となること必死だからだ。
20年前のミラノ・スカラ座での出来事。 Read more of クラシック散歩 Vo.1
銀座百点
「サンタ・マリア・ノヴェッラのタボレッタ」
入口の扉を開けると、まるで夜のお花畑に迷い込んだような、しっとりとした香りに包まれる。癒しの香り。
ミラノに住んでいた20年前から、姉妹のように仲良くなった女友達がフィレンツェに定住しているため、私は帰国後も毎年のように訪ねていた。数年前、心身共に疲れて落ち込み気味だった私を、いつものように迎えてくれた彼女。私が滞在させてもらう部屋には優しく香るポプリが置かれ、洋服ダンスにはかわいらしいプレート状の芳香剤が添えられていた。お互いの近況を報告し、劇場にオペラ観劇に出かけ、トスカーナの小さな町へドライブして、美味しい料理とワインに酔いしれ、彼女の友人たちとの語らいに興じる日々を過ごした。日めくり暦をめくるように私の心は軽くなり、ほんの少し、体の内側にエネルギーを感じられるようになってきた。これからも頑張れそう・・・。
先日、サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座店に行ってきた。やはり、扉を開けると癒しの香り。プレート状の芳香剤、タボレッタを購入。少しだけ疲れていたあの頃の自分を思い出した。そして、そんな私をそっと気遣ってくれた友達のことを。この香りを嗅ぐたびに、笑顔になれる自分がいる。しみじみと、友達の存在に感謝。
カーザ・ディ・マッジョ開設
Casa di Maggio 「さつきのお部屋」を開設しました。
詳しくは、足立さつきについて をご覧下さい。
山手ゲーテ座 レクチャーコンサート
トリオ・トレンタ顔合わせ
里庵での弾き歌いミニコンサート
丹波医療再生ネットワークの呼びかけで、柏原病院の小児科を守る会と、支え隊の交流会に参加させていただき、弾き歌いのミニコンサートをしました。
地域医療を守る方々の熱く温かな思いの中、静寂な里庵での豊かなひと時を満喫しつつ、私自身も楽しみながら、みなさんのエネルギーをいただきました。
里庵の落ち着いた空間はとても心地よく、当日、良いお天気に恵まれたこともあって、ほんのり春の日差しを感じつつ、全面ガラスの壁から見える素敵な中庭を見ながら、明るく楽しい会となりました。
(私は“晴れ女”なので、本番の日はほとんど晴れです!笑)
このネットワークは5年以上継続しているとうかがいました。大変なご努力とご苦労があったことと推察いたします。会に関わっていらっしゃる皆さまが、常に明るく前向きで、むしろいろんな難局をエネルギーに変換していらっしゃるように感じています。
今後も、丹波の医療のネットワークが、たくさんの方々の笑顔を作りだし続けますように、、、。皆さまのご健康とご活躍をお祈りいたします。
出逢いに感謝です!